注文住宅の間取りで重視されることの多い「回遊動線」。回遊動線は、主に家事効率を上げるために検討されます。通路に面積を費やすというデメリットはありますが、無駄な動きがない間取りは快適です。
階段がない平屋は、年齢を重ねても暮らしやすいといわれます。さらに平屋の暮らしを快適にするためには、間取りの回遊性や家事動線の短さもポイントになります。吹き抜けを取り入れ、開放感を出すことも可能です。
家事動線の中でも「洗濯」に関わる動線は長くなりがちです。洗う・干す・収納するというステップに分かれ、乾くまで時間もかかります。それからアイロン掛けをしたり、畳んだりと非常に手間のかかる家事です。
家づくりにおいて、後悔ポイントに挙げられることも多いパントリー。今やパントリーは生活に欠かせないものとなりました。パントリーは広さだけでなく、家のどこにつくるか「場所」も大きなポイントです。
吹き抜けのある住まいと相性の良い「ロフト」。子どもの遊び場、大人が1人になれる場所、読書をする書斎として使われることもあります。ロフトの天井高が低くなってしまうときは「小屋裏収納」としても便利です。
シューズクロークに必要な広さはご家庭によってさまざまです。何を置きたいか、これから必要になる物などから適正な広さや動線を提案しましょう。シューズクロークとパントリーがつながった間取りは非常に便利です。
あまり一般的ではなかった在宅勤務も、コロナ禍を経てリモートワークとして定着しました。週に数回のリモートワークであったとしても、家にワークスペースがあるかないかによって生産性は大きく変わるものです。
家に車を停める場合、平置きやカーポートといった選択肢もありますが、ガレージのある家をつくりたい方も多いでしょう。ガレージから室内に入れるドア、パントリーとガレージを直結させるなど、工夫もさまざまです。
家を建てる時期は子育て中の世代が多く、子育て中心の間取りで考えてしまいがちです。しかし、老後は誰にでも訪れるもの。できれば、家族構成や将来設計、リフォームまで見通した提案をしたいものですね。
生活に癒しを与えてくれる家族といえるペット。人とは生活スタイルが異なるため、家づくりにおいて配慮が必要です。ペットが出入りしにくい場所をつくることで、人もペットも安心快適に暮らすことができます。
子育て中は時間に追われることが多く、間取りや動線においては家事の時短を求められます。玄関まわりやリビングは「散らかりやすいけれど片付けたい」というニーズが高く、適切な収納があることも大切です
間取りをつくる際に生まれるちょっとしたスペースには目的を定めない「フリースペース」という使い道もあります。狭い空間があることで憩いの場所になったり、多目的に使えたりする場合もあります。
一般的に売れにくい旗竿地や狭小地など「クセのある土地」は、価格が安い傾向にあります。クセのある土地を上手く活用したプランを提案できれば、受注率アップにもつながるのではないでしょうか。
今ではオープンスタイルのキッチンが主流になっています。その一方で、壁付け型キッチンにも根強いニーズがあるのも事実。お施主様のライフスタイルにフィットするレイアウトを提案しましょう。
パントリーはキッチンからアクセスしやすいこと、買い物帰宅後の片付けやすさを重視すると便利になります。家事室は家事だけでなく仕事をする場所として、希望するお施主様もいらっしゃるでしょう。
住まいを心地よい空間にしたいと考えるとき、「自然」「屋外空間」を取り入れる方法があります。緑・光・水といった自然を住まいに取り込むのです。忙しいからこそ、人には日常的に癒される空間が必要といえます。
クローゼットは洋服・本・食品・日用品など、さまざまな物を収納します。どこにクローゼットがあれば便利かは、ライフスタイルによって変わるので、「設置場所」「動線」を考慮することがポイントです。
ライフスタイルの変化や共働き家庭が増えたことで、洗面空間のご提案も多様化しています。帰宅後すぐに手を洗いたい、来客に見られても抵抗がない、家事動線が便利など、求める条件はお客様によってさまざまです。